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ヴュルツブルクでの出来事 [旅行]

何やら韓国ドラマの題名のようなタイトルですが、アクシデントとかハプニングなどという言葉を使わない方がよさそうなので”出来事”といたしました。

アルテ・マイン橋まで戻ってまいりました。
ここで12聖人の写真と橋の全景を撮って早めにホテルに戻ろうとしていたら・・・
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「こんにちは~」と日本語が聞こえてきました。
体調も悪かったのでとうとう幻聴まで聞こえてくるのかと。
振り返えっても、そこには日本語を話すような人が見当たりません。
やはり、幻聴だ。
と、思っていると目の前のドイツ人女性が声をかけてくるではありませんか。
で、アルテ・マイン橋で立ち話。
なんでも、日本の某県の国立大学で物理学の教授をされていたとのこと。
数年前にお父上が急逝され、家業を継ぐためにヴュルツブルクに戻られたとか。
さらに剣道の有段者だそうで、ちょうど剣道の練習に向かうために橋を渡っていたとの事。
(こう見えても私も剣道の有段者です)
何分話したでしょうか。アルテ・マイン橋からホテルまで10分もかからない距離なので、とっくにホテルのベッドでゴロリンチョのはずが、痛い腰をさすりながら立ち話。
話の流れで(?)観光案内に載っていないヴュルツブルクの見どころを案内していただけると。
元気であれば心から感謝させていただくところですが、ズッポシ腰が痛うございます。
でも、この状況で”腰が痛いからまた今度”なんてことを言える訳もなく感謝の気持ち満載で案内していただくことになりました。
前置きが長くてすみません。

ここはどこだったか・・・市役所庁舎か。
痛みで忘れてしまいました。
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この後、市役所で第二次世界大戦で廃墟のようになってしまったヴュルツブルク市内のジオラマなどを案内いただきました。
他にもいろいろとご説明を頂いたのですが、歩く速度がでんでん虫なので遅れ気味でついていったため、ほとんど聞くことができませんでした。

ここは聖母マリア礼拝堂。
マルクト広場というところにあります。
主任司祭がいないので教会(Church)ではなく礼拝堂(Chapel)だそうです。
残念ながら閉館後だったため、中へは入れませんでした。
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お店にかかるオブジェも素敵です。
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もう一つおまけにお店の看板を。
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あれ?また先程の礼拝堂です。
ドアの両側の彫刻は”アダムとイブ”だそうです。
ただし、これはレプリカで本物は博物館に展示されているようです。
このあたりになると意識も薄れて、どこを歩いているのかわからなくなって・・・
くるわけもないのですが、辛うございます。
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礼拝堂前のマルクト広場に立つなんかしらのオブジェ。
もう、ここまで来ると腰から下が他人です。
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世界一長い建物とか。
今は病院のようです。
んっ?病院?それでは私はここでドロンして・・・
多分、外来は時間外かと。救急で行っても恥をかくだけだし・・・
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これがヴュルツブルクで一番古いお店だそうです。
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ほ~ら、書いてあるでしょ。ドイツ語なので”わからんがな”
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こんな細い道までも案内していただきました。ありがたいことでございます。
観光ガイドはこんなところまで案内してくれません。
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この後、川沿いのオープンカフェでチェリージュースを飲みながらいろいろとお話をさせていただきました。
そして、予定より5時間程ディレーののちホテルへ帰るのでありました。
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こちらは、帰国後に彼女に送っていただいたアルテ・マイン橋のペン画です。
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帰りもホテルの前まで(自宅は正反対の方向なのに)送ってくださり”具合が悪い”なんて口が裂けても言ってはいけません。
しかも、彼女は剣道の練習に向かう途中でした。
楽しみにしていた剣道をスルーして案内してくださいました。
うれしいことでございます。心から感謝をしなければいけません。
ちなみに、カフェで頂いたチェリージュースが美味し過ぎてドイツでお気に入りだったペットボトル入りのチェリージュースが美味しく感じなくなってしまったのはナイショの方向で。
ちなみに・・・Part.2
この日はサッカーEURO2016のドイツvs北アイルランド戦を楽しみにしておりました。
これもあって、早めにホテルへ帰ろうとしていたわけでございます。
市内を案内していただいている中、ホーンを盛大に鳴らし、箱乗り状態でドイツ国旗を振りまくっている若者を数多く目撃。
”あ~、ドイツが勝ったんだぁ~”と一人寂しく試合も見ずに結果を知るという悲しい状況に陥るのでございました。
まっ、ドイツにいるからというだけのにわかファンなのですけど。

以上、嬉しいサプライズに出会った~、というお話でした。
引っ張るほどの内容でなくてミアネヨ~。
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